窓ガラスの結露

窓ガラスに結露が発生するか計算します。
窓ガラスの種類を選択するか、窓の熱貫流率を直接入力して下さい。
熱貫流率は熱通過率、総括熱伝達係数と同義です。

室内の条件
室温
Ti
室内の湿度
RH
室外の条件
外気温
To
窓の条件
熱貫流率
U
計算結果
放熱量
q
室内の窓表面温度
Twi
室内の露点
Td
有効数字

窓を通過する単位面積当たりの熱量は次式で計算されます。
$$q=U(T_i-T_o)$$
\(q\):放熱量 [W/m2]  \(U\):熱貫流率 [W/m2K]
\(T_i\):室内側の雰囲気温度 [℃]  \(T_o\):室外側の雰囲気温度 [℃]

熱貫流率は次式で計算されます。
$$U=\frac{1}{\displaystyle\frac{1}{h_i}+\frac{d}{k}+\frac{1}{h_o}}$$
\(h_i\):室内側の熱伝達率 [W/m2K]  \(h_o\):室外側の熱伝達率 [W/m2K]
\(d\):窓の厚み [m]  \(k\):熱伝導率 [W/mK]
実際には複層ガラスでは窓内部の空気層や放射率・反射率・透過率などを考慮する必要があり複雑なため、熱貫流率は各種ガラスの材質・厚みごとのカタログ値を用いて計算することが一般的です。

室内側の窓の表面温度は次式で計算され、これが室内の露点(結露が発生する温度)を下回ると結露が発生します。
$$T_{wi}=T_i-\frac{U}{h_i}(T_i-T_o)$$
本計算ツールではhiの値には「JIS R 3107:2019 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法」の薄膜なしガラス面における値の8.6W/m2Kを使用していますが、厳密には日射量や風速などで変化します。
露点は温度と湿度から露点換算表や近似式などを用いて求めることが可能です。


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