車を運転中に運転手が反応してブレーキを踏んでから停止するまでの距離を計算します。
運転手が反応してブレーキを踏みブレーキが効き始めるまでの反応時間は、一般的な平均時間とされる0.75秒が入力されています。圧雪路面および凍結路面における制動距離はスタッドレスタイヤにおけるものです。
運転手の個人差や車の重さ、路面の詳しい状況によっても変わりますので参考値です。ブレーキ痕の長さから時速を逆算する際にも同様の計算が使われます。
車が停止するまでの距離は次式で計算されます。
停止距離[m]=空走距離[m]+制動距離[m]
空走距離[m]=車の速度[m/s]×反応時間[s]
制動距離[m]=車の速度2/(2×9.8×摩擦係数)
なお、空走距離は運転手が反応してブレーキを踏みブレーキが効き始めるまでに車が進む距離、制動距離はブレーキが効き始めて車が停止するまでに進む距離です。
ブリヂストン/制動距離