ミーゼス応力の計算(von Mises stress)

主応力からミーゼス応力を計算します。
ミーゼス応力は材料の降伏理論の1つであるせん断ひずみエネルギー説(ミーゼス応力説)に基づいており、ミーゼス応力が降伏応力に達すると材料が塑性変形を開始するとされています。延性材料の強度評価でよく使用されます。

主応力1
σ1
主応力2
σ2
主応力3
σ3
ミーゼス応力
σMises
有効数字

ミーゼス応力は主応力を用いて次式で計算されます。
主応力はせん断応力成分がゼロとなるように座標系をとった場合の垂直応力です。
$$\sigma_{Mises}=\sqrt{\frac{(\sigma_1-\sigma_2)^2+ (\sigma_2-\sigma_3)^2 + (\sigma_3-\sigma_1)^2 }{2}}$$
\(\sigma_{Mises}\):ミーゼス応力  \(\sigma_1\):応力1  \(\sigma_2\):応力2  \(\sigma_3\):応力3

Wikipedia/ミーゼス応力
Wikipedia/主応力


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