露点の計算

計算ツール

結露が起こる温度(=露点)を計算します。気温と相対湿度を入力して下さい。空気中に含まれる水分量(=絶対湿度)も計算します。近似値のため蒸気表などから得られる値と少なからずずれる場合があります。

気温
相対湿度
飽和水蒸気圧
水蒸気圧
水蒸気量
露点
有効数字

計算式

露点は換算表から求めることも出来ますが、水蒸気圧を使用して近似値として計算することが可能です。本ツールではTetens(1930)の式を利用した次式で計算しています。
$$T_d=\frac{237.3\log{_{10}}(6.1078/e)}{\log{_{10}}(e/6.1078)-7.5}$$
\(T_d\):露点 [℃]
\(e\):空気中の水蒸気圧 [hPa]

水蒸気圧および水蒸気量(絶対湿度)はそれぞれ飽和水蒸気圧および飽和水蒸気量と相対湿度から求められます。飽和水蒸気圧の計算にはいくつかの式が提案されていますが、ここではTetens(1930)の式を用いています。
$$e=e_s\times \frac{RH}{100}, e_s=6.1078\times 10^{7.5t/(t+237.3)}$$
$$a=a_s\times \frac{RH}{100}, a_s=\frac{217\times e_s}{t+273.15}$$

\(e\):空気の水蒸気圧 [hPa]
\(e_s\):飽和水蒸気圧 [hPa]
\(a\):空気の水蒸気量(絶対湿度) [g/m3]
\(a_s\):飽和水蒸気量 [g/m3]
\(RH\):相対湿度 [%]
\(t\):気温 [℃]

参考URL

参考文献

  1. 菅原広史, 近藤純正, 1994: 飽和水蒸気圧の計算誤差, 水文・水資源学会誌, 7, 440-443.
    ※Tetens(1930)の式は菅原・近藤(1994)から引用

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